モン・サン・ミッシェル修道院の夜間拝観に行ってきました。

2019年のテーマは大天使ミカエル

こんにちは。モン・サン・ミッシェルで現地ツアーガイドをしている濵口謙司です。

夏のモン・サン・ミッシェルの風物詩といえば、夜の修道院を歩くことができる夜間拝観。2019年も7月6日から8月31日まで、日曜を除く19時から0時の間(最終入場は23時まで)で開催されています(所要時間は約1時間で、入場料は大人15ユーロ)。

昨年からはプロジェクション・マッピングなどを駆使して、フランス各地の歴史的建造物で光のスペクタクルを展開していることでも知られているAMACLIO PRODUCTIONSが手がけています。

今年は昨年から始まった三部作の第二部で、テーマは「大天使ミカエル(L’archange)」。昨年はモン・サン・ミッシェルがモン・サン・ミッシェルと呼ばれる前の話が題材でしたが、今年はその続きとなっています。

島の名前にもなっているサン・ミッシェルとはフランス語で大天使ミカエルのこと。モン・サン・ミッシェルが大天使ミカエルの出現によってキリスト教の巡礼地となっていく様子が映像と音で描かれます。

昨年に続き、夜間拝観に行ってきました。光と音によって演出された修道院は昼間の姿とは全く違い、テーマパークのアトラクションの中を歩いているような感覚になります。一般の拝観コースとは違うコースを通るのもその理由の一つです。

個人的には去年よりもさらにパワーアップしているような印象を受け、しっかり満喫できました。内容についてはあまり詳しくは書きませんが、写真で雰囲気を感じてもらえればと思います。

ちなみに、ライトアップされた回廊や教会はもちろん、西のテラスから見る夕焼けに染まる湾の景色は絶景です。それを見られるだけでも十分夜に修道院に入る価値がある気がします。夏の間は日没の時間が遅いので、開館直後ではなく夕方の日没の時間の少し前に入館すると美しい夕焼けが西のテラスから見られます。

この夏モン・サン・ミッシェルで宿泊予定の方はぜひ昼間だけでなく夜も修道院を訪れてみてはいかがでしょうか?

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